40歳からのBMW日記

BMW3シリーズ G20 320d xDrive(AWD)M sport について 毎日乗ってるパパの体験談。46歳の冬、F30 320i xDrive M sport から G20 に乗りかえました。

Mスポーツだけに設定されているオプション、アダプティブMサスペンションを考察してみる。

こんばんは。Yuです。

 

今日は、アダプティブMサスペンションについて、ご紹介したいと思います。

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タイトルが、講義に出てきそうな感じですが、あまり難しい話はではないので、気軽に読んでください。

 

今日は、片道1時間ほどの場所に仕事で行ってきました。

 

私が住んでいる街から、隣町を抜け、さらに峠道を超え、県庁所在地の駅付近までのドライブです。

 

天気がいいこともあり、せっかくなので、ドライブを楽しみました。

 

街を抜けるまでは、コンフォートモードでドライブします。

 

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コンフォートモードでは、柔らかい感じの乗り心地です。

 

道路の細かい段差やアスファルトが荒れたところでも、スーッと滑るように進んでいきます。

 

路面の凹凸もうまく、抑え込んでいる感じです。

 

ですが、まったく、路面状況を感じないわけではなく、むしろステアリングには、路面をなぞるような感触を、手のひらに感じます。

 

直感的に、ステアリングを通じて、4輪で車両を操作している感じが、頭の中まで伝わってくるかのようです。

 

さすがBMW。コンフォートモードでも、走りの楽しさは、まったく犠牲にされていない。

 

ちなみに、補足の情報です。

 

アダプティブMサスペンションは、スポーツモードなどの、どの走行モードで走っていても、速度や走行状態により、サスペンションの働きを最適化してくれるようです。

 

ということは、コンフォートモードでも、その速度域や走行状態にあわせて、車両のコンピュータが、サスペンションを調整してくれるということです。

 

この、車両側で、サスペンションに介入が入るのは、とてもありがたいです。

 

ドライバーは、走行中随時調整されている、いくつもの通りのサスペンション設定を、自動で楽しめると思います。

 

 

峠道に入るころになると、ドライビングパフォーマンスコントロールのスイッチで、スポーツモードに切り替えます。

 

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このスポーツモード、切り替えた瞬間から、まるで違う車に乗っているように、足回りが固くなります。

 

路面の凹凸は、しっかり伝えてくれます。段差があると、しっかり突き上げ感があります。

 

突き上げると表現しましたが、車両がバタつくようなことではなく、音に例えるなら、「ドン」とサスペンションで段差を受け入れ、そのまま抑え込むという感じです。

 

足回りはけっこう固いですが、固いだけではなく、しなやかさもあわせ持っています。

 

抑え込み方がうまいというか、路面に吸収されそうな感じでへばりつくというか、とにかく、私の技量では、乗りやすいスポーツカーといった感じです。

 

コーナーリングでの踏ん張りも、上品だと感じでいます。ロールはありますが、大きすぎず、かといってロールしないわけでもありません。これまた、良く言いすぎに言えば、姿勢よく曲がってくれるという感じ。

 

BMWのこういう感じも好きです。

走りは楽しく乗れて、ホテルなどのフォーマルな場面でもしっかりキマる。もちろん、家族で遊びに行ったとき、どこに行っても景色にうまくハマる。郊外型の大型ショッピングセンターも、ソツなくこなします。

 

私は、普段、スポーツモードの設定をシャシーのみにしています。エンジンレスポンスについてもスポーツモードにできるのですが、それほどエンジン回転数を上げずに、峠道でステアリングが重くなったのと、足回りが固くなったのを楽しんでいるという感じの設定です。

 

ディーラーの担当さんに聞いたのですが、このアダプティブMサスペンションの場合には、スポーツモードで今のような設定ができるのだそうです。

 

通常は分けた設定がないのだとか?

 

 

今日は、久しぶりにスポーツプラスのモードにしました。

 

 

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3シリーズは、モデルにより、スポーツプラスを選択できます。

 

DSCがオフになってDTCがオンになります。

 

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スポーツプラスにしたとたん、回転数を針が跳ね上がりました1段下がったか、2段下がったのか、はわからないのですが、あきらかに臨戦態勢です。

 

エンジンがアクセルに忠実に反応します。ステアリングは重いまま、サスペンションも硬いままです。

 

アクセルを踏めば、即、力強い加速を引き出せる状態になりました。

 

そこはあえて、43歳なので、おとなしく車の流れに沿って、運転します。

 

ここで初めて気づいたのですが、エンジンの回転数が上がっているので、坂道をそのギアでそのまま登れました。コンフォートモードや私の設定のスポーツモードでは、一度、エンジン回転数を上げて、オートマチックのギアが下がってから、坂道を登っていく感じです。

 

下り坂も同様、スポーツプラスモードではそのままのギアが、エンジンブレーキをかけてくれる感じです。

 

これもアリだな。

 

と感じました。3年とちょっと乗って、初めての感覚でした。

 

新しい発見はうれしいです。

 

最後にですが、エコプロのモードもついていて、エコな走りの一助?となります。

 

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このアダプティブMサスペンションのおかげで、設定をかえられ、1台で何台分もの楽しみを味わっています。

 

実は、次に買う車は、こういったサスペンションやステアリングの特性を調整できるものが欲しかったので、モデル設定がハマりました。

 

たしかオプションで、税抜き10万円だったと思います。

 

10万円でこのサスペンションの介入をつけられるのは、けっこうお得では?ってことで、気に入っています。

 

アダプティブMサスペンション。気分によって設定をかえられるのでいいですね!

 

走行する場面によっても、ドライビングパフォーマンスコントロールでモードを選ぶのも楽しいです。

 

Mスポーツ専用のオプションですが、これから購入を考えている方は一度検討してみてはいかがですか?

 

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Mスポーツは、エアロやホイール、内装など装備的にも、お得感があると思います!!

 

 

 

写真は停止して撮っております。